化粧品をやめるだけで美肌になれる?!引き算のスキンケア

青いゴミ箱

美容系の雑誌なんかでも時々取り上げられる何もしないスキンケア。
書籍でも何冊もありますので、関心を持っている女性は多いでしょう。

何もお手入れしてないのに、キレイで透明感のあって誰もがうらやむような若々しい肌で過ごせたら楽だしイイですよね。

しかしある日突然、基礎化粧品を断ってしまうと肌トラブルを引き起こして、即刻断念してしまうことになってしまいます。
今現在のご自身のスキンケアや肌の状況を見ながら段階的に取り入れていく化粧品を減らしていく、より実践的な方法をご紹介します。

しっかりお手入れしているはずが、あなたもこんな悩みを抱えていませんか?

  • 手入れを怠ってないのに肌がごわつく
  • スキンケアはちゃんとしてるはずなのにいつも乾燥してる
  • 年々、肌荒れがヒドイことになってる
  • ニキビが出やすい
  • いつまでも肌に合う化粧品が見つからない
  • シミ、シワが気になる
  • 化粧品探しに疲れた
  • シンプルでも肌が潤うなら減らしたい
  • 今のスキンケアで本当に効果が出てるのかわからない

などなど…

しっかりお手入れしているはずなのに、このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

スキンケアを見直したいけど、どうしようかと考えている方の参考になるお話が伝えられたらと思います。

実は、時間とお金をかけて肌バリア機能を壊している

拳でガラスを割る写真

私達の肌には天然の自然保湿因子が備わっています。

さらに皮膚に住みついている常在菌も、肌を病原菌から守るバリアとして機能しています。

化粧品にもさまざまな美容成分が含まれていますが、長期的に見ると肌内部の保湿機能を高めるどころか壊す機能しかないものもたくさんあります。
しかも、強力な殺菌剤が防腐剤として含まれているものもあり、肌の健康を守る常在菌まで破壊されてしまう恐れがあります。

天然保湿因子とは

『NMF(天然保湿因子)は、表皮で、皮脂からできる皮脂膜、細胞間脂質(セラミドなど)と並んで、お肌のバリア機能と保湿を担うとても大切な成分です。

NMF(天然保湿因子)は、単一の成分ではなく、ヒトが元々持っているアミノ酸やミネラルなど、水となじみがよく水分を抱え込む機能がある成分の総称です。』

引用元→NMF(天然保湿因子)とは? | エイジングケアアカデミー

画像で示すと下記の部分です。

角質層のイラストイメージ。NMF(細胞間脂質)と角質細胞間脂質の図解

細胞と細胞の隙間を埋める働きをするのが細胞間脂質。
主にセラミドが占めており、細胞と細胞を繋ぎとめて水分を保持する役割をするので、乾燥を防ぎ肌のバリア機能を高めるのに欠かせない成分。

敏感肌やアトピーの人はセラミドが不足している傾向にあると言われ、エイジングケアにも欠かせない成分として知られています。

セラミドをはじめとした細胞間脂質が細胞と細胞の隙間を埋めるのに対し、細胞そのものの核となるのがNMF(天然保湿因子)で、タンパク質から作られアミノ酸や尿素、ミネラルなど複数の成分から構成され、角質層に弾力や柔軟性を保つ役割をしています。

何も塗らなければ肌は必ず綺麗になる?!

テーブルに顔をつけて物思いにふける女性

皮膚科に行った際に「炎症がおさまるまで化粧品をなるべくつけないでください。」と肌荒れに対する答えがほとんど。
つまり化粧品は肌荒れを悪化させる刺激物。

マッサージや保湿、クレンジング剤、洗顔フォームで肌をゴシゴシこする習慣がある人は、すぐに止めましょう。

肌の天然保湿因子をこすり落とし、大切な肌バリアを壊してしまいます。

また、メイクを落とすわけでないのなら、ぬるま湯だけで洗顔すれば保湿化粧品をつけなくても、肌が乾燥してつっぱったりするようなことも少なくなります。

巷によくある。何もしないスキンケアとはどんなもの?

美肌を保つためには、色々とスキンケアに気を付けなくては…と考えがちですが、それとは逆を行く「何もしない」というスキンケアもあるんです。

その名のとおりお肌のスキンケアを一切やめることです。

乾燥したら肌にあまり影響を及ぼさないワセリンだけを付けるというもの方法。
でもこれは極端な方法で、普段メイクをする方にとっては難しい方法とも言えます。

また、今までしっかりスキンケアしていた方が、突然化粧品を断ってしまうと逆に肌荒れを引き起こしてしまうケースもありますので、段階を追って少しずつ肌を慣れさせながら半年とか1年くらいかけて減らしていくのがおすすめです。

化粧品断ちが不安なら週末に肌断食を!手抜きした日のほうが調子がイイのはなぜか

休日などにスキンケアを怠った経験は誰にでもあると思いますが、だからといって必ず肌の調子が悪化するわけではなく、いつもと変わらなかったり、いつもより調子が良いこともあるでしょう。

メイクをしない日はとくに、肌の状態がよくなりませんか?

それでも多くの人が何も塗らないと肌が必ずボロボロになると感じて、スキンケアをやめることを怖がります。

化粧品断ちが不安な人はまず週末に一度試してみてください。
何も塗らないほうが調子がいいと実感できるはずです。

肌がつっぱる気がしても塗らずに我慢

目の前のドーナッツを見つめる女性

朝起きたら、水だけで顔を洗い、化粧水も乳液もつけずに過ごします。
肌がつっぱっるような気がしても30分~1時間ほどたつと気にならなくなってきます。

さらさらした質感の、健康な素肌が一日続きます。その気持ちよさを実感できたら、何もつけずに過ごす日を少しずつ少しずつ増やしていきましょう。

ただし肌がバリバリに乾燥する、真っ赤になる、ヒリヒリするなどのトラブルが出た場合は、要注意。
化粧品に長年依存してきたため、重度の肌トラブルが起きていると考えられます。
化粧品を段階的に減らしていきましょう。

また、あまりヒドイ場合は皮膚炎を起こしている可能性も考えられるので、一度皮膚科を受診してみることをおすすめします。

突然の肌の断食は、肌が対応できないためかなりの肌荒れが

洗面台で鏡を見て肌荒れにがっかりする女性

例えば、
毎日一生懸命洗顔している人は、肌が足りない皮脂を補おうとして、皮脂を多く分泌します。
きっちりクレンジング・洗顔する人ほど皮脂を奪い過ぎて、逆に皮脂の分泌を増やしている傾向にあります。

こうした肌の習慣は、スキンケアを変えてもすぐには変化が起こりません。

急に洗顔をやめても、皮脂の多さは変わらずなのでニキビができたりしてしまいます。

しっかり保湿してきていたのに、急に保湿を止めてしまうと乾燥してしまいます。
つまり、洗浄力や保湿力はいきなり断食をせずに徐々にダウンしていくことが「何もしないスキンケア」を成功させるカギです。

赤みがある。ベタつきがあるなどトラブル肌は段階的に減らしていくべき

赤みやベタつきがあるなどさまざまな肌のトラブル。

あれこれと嫌になるのはわかりますが、全部一度に治そうとすると逆に悪化してしまう場合になりかねません。
ですので、肌トラブルはひとつずつ解決していったほうがいいですね。

ひとつずつ解決していくことで、逆に悪化してしまう可能性を低くすることで余計なトラブルを防ぐことにも繋がります。

良いクレンジングはカサカサしない!バリア機能を育む肌の土台作りになる

クレンジングは肌にとって負担となり刺激となる化粧品です。
落ちやすいものが良いからと落ちやすさだけを選んでいては洗浄力が強く刺激が大きいものがあります。

それでは単に肌を傷つけバリア機能を壊してしまい結果カサつきになったりします。

良いクレンジングを使うことで肌の負担を少なくできるため、カサカサすることはなく、バリア機能を回復させる土台作りになるためクレンジング選びには慎重に!

丁寧に洗うほど毛穴は大きくなります

洗顔したあと鏡で毛穴をチェックする女性

汚れや皮脂を徹底的に落としてから美容成分を与えるというのはスキンケアの常識ですが、しかし、汚れや皮脂を徹底的に落とそうとすると、肌表面の保湿バリアが壊れてしまいます。

そのため肌が乾燥し、洗顔後に化粧品を塗らずにはいられなくなります。

毛穴の開きや顔のテカリも悪化しますが、これは奪い過ぎた皮脂を補おうとして、皮脂腺が肥大するため。
キメ細かな美肌になるには、まず、過剰な洗顔をやめることです。

朝はぬるま湯洗顔でOK!

夜のうちに皮脂腺から出た皮脂は、時間とともに酸化して過酸化脂質に変性し肌を傷つけます。 そのため朝の洗顔では、過酸化脂質を綺麗に落とす必要があります。

しかし、この過酸化脂質は実はお湯だけで十分落とせます。
33℃以下のぬるま湯で洗ってください。

ただし肌表面の角質細胞はわずかな刺激でも壊れてしまうので手を強く押し当てたりこすったりするのは禁物です。

シャワーを浴びながら洗顔するときはシャワーを勢いよく当てないように注意しましょう。

肌を補佐する保湿は必要?

テーブルの上に並べた保湿化粧品を上から撮影した写真

洗顔や基礎化粧品を一切使わないという肌の断食。

肌は自らが油分や水分を分泌しているため、それを洗顔で奪い、保湿化粧品で補うのは本来なら変な話ですし、理論上は間違っていません。

しかし、そうもいきませんよね。
メイクはしますし、紫外線防止に日焼け止めやパウダーを塗った方がいいのですから。

そうなればクレンジングや洗顔をしないのは難しいことで、必要最小限の良質な保湿剤を使って、角質層の働きをサポートすることは必要なことなんです。

中には、自称美容液も多いので注意!

美容液は普通の化粧品とは違い別格だからちょっと高くても仕方ないことだと思う人は少なくありませんよね。

しかし、美容液という呼び名に定義はないんです。

成分やテクスチャーも関係なく、化粧品会社がそう名付ければ美容液になってしまいます。

ほぼ化粧水や乳液と変わらない自称美容液って実はたくさんあります。

美肌の近道は美容液よりも優良なクレンジングを使うこと

美白やアンチエイジングを目指すならそういった成分入りの化粧水やクリームを使えば十分。

もちろん、優秀な美容液もありますが、ほんの一握り。

探し出すのは難しいため、その小さな可能性に頼るよりも、なくてはならないクレンジングにこだわるほうが得策です。

洗顔はどうしても肌には刺激なので、適当なものを使いつづけると美肌にはいつまでたっても近づけません。
美容液に使うお金があるならより質のよいクレンジング剤や洗顔料に使うほうが賢明です。

ベタベタする。カサカサするなら皮脂バランスを整えることから始めましょう。

もしも、今あなたの肌の状態が、ベタベタしやすかったり、反対にカサカサしやすい状態なら化粧品を減らしたり、スキンケアをシンプルな方法に変える前に、まずは皮脂バランスを整えることから始めることをおすすめします。

具体的には、
クレンジングや洗顔です。

肌の表面は、皮脂に覆われていて健康が保たれていますので、その皮脂を奪い過ぎてしまう原因となるのが、クレンジングや洗顔石鹸などの洗顔料です。

安価なものほど刺激や洗浄力が強くなる傾向にありますので、肌の弱い人ほど避けることをおすすめします。

皮脂を必要以上に奪うとカッサカサになり、突っ張ったりヒリヒリしたり肌を弱めます。

だけど、皮脂は肌を守るために必要だから分泌されてます。
カッサカサになるほど洗顔で奪い過ぎてると、「このままじゃ肌を守れない!」と判断して分泌が増えるようになります。

乾燥肌のはずなのに、

  • 夜にはベタベタする。
  • 朝起きたらテカテカ。
  • 洗顔したらTゾーンが赤くなってる

皮脂の分泌が過剰に増えてるかもしれません。

もしも、このようになってるなら化粧品を減らす前に、負担になってる刺激を抑えて皮脂バランスを正常な状態へと戻してあげましょう。

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何もしないスキンケアに近づくためのステップ。

肌を慣らしながら段階的に基礎化粧品を減らして、最終的には2つだけにする方法をご紹介します。

手間をかけず、肌の自然治癒力を高めるエイジングケアを目指す方に参考になれば嬉しいです。

クレンジングの質を高めて皮脂バランスを整える

まずはスキンケアの中で最も負担のかかるクレンジングから見直すのがおすすめです。

メイクはしっかり落とす。のはもちろんですが、皮脂を奪い過ぎないケアがまずは第1歩です。

皮脂を奪い過ぎると乾燥するだけでなく、不足した皮脂を補うために分泌が増えます。

まずは皮脂分泌のコンディションを整えることが第一歩です。

洗顔石鹸を卒業

第2のステップは洗顔石鹸の卒業。

朝、石鹸で洗顔しているなら洗顔石鹸を卒業しましょう。
気になるならぬるま湯でサッと洗うだけでOK。

「洗う」という行為を、夜のクレンジングのみにしてみて下さい。

保湿はオールインワンゲル一つで!

第3ステップは
保湿化粧品をオールインワンゲルにする。

これで基礎化粧品は、クレンジングとオールインワンゲルのみです。

コレだけでも手間はかなり減らせます。

その分、アイテム一つひとつの質は高める必要はありますが。

お伝えしたように、しっかりクレンジング・洗顔をしている方ほど日常的に皮脂を奪い過ぎているので逆に分泌が増えている傾向にある。
というお話をしました。

クレンジングを肌に優しいものに変えても、すぐに皮脂の分泌サイクルは変わらないので、半年から人によっては1年くらい続けることをおすすめします。

「前よりベタつきにくくなったかなぁ」とか「赤みが出なくなったかな」と感じたら洗顔石鹸を止めてみても良いと思います。

皮脂の分泌が落ち着いたと感じられたら、あとは肌に優しいクレンジングとオールインワンゲルでも十分でしょう。

最初は地道ですが、慣れたら肌も順応してくれますから、
続けてみる価値はあると思いますよ。

良いものを取り入れながら自分スタイルで合った方法を見つけよう。

良いものを取り入れることはとても良いことです。
しかし、「肌に良いものを!」とそればかりに捕らわれてはいけません。

良いものを取り入れてもしっかり定期的にケアをしていなければ効果もイマイチ。
しっかり定期的にケアをするように自分のスタイルに合った方法で良いものを取り入れることがなにより大切です。

まとめ

あれやこれやと化粧品で熱心にケアをしている人程肌トラブルが多いもの。

スキンケアに熱心な人のほとんどが肌の健康度やキメが失われて、また更に化粧品を増やしたり高価なものに変えていく悪循環に陥ってしまいます。

美肌のために化粧品を減らすシンプルなスキンケアを始めると、肌本来の保湿機能がよみがえりキメ細かく美しい肌が手に入るきっかけになるかもしれませんよ。

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mai(アラサー・敏感肌)

ヘアメイクコースを卒業し美容師でネイルやメイクの資格も保有しヘアメイクの仕事に従事(現在育児休業中)。敏感肌で10代から肌や髪のトラブルに悩まされてきて自ら学んだ知識を自分の素肌と髪を実験台に試してきたプロ兼美容マニア。トラブルが出てから対策するのではなく、予防のためのヘアケアとスキンケアにこだわった情報を発信しています。

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