化粧水はたっぷりつけると浸透率がアップする?!適量ってどれくらい?

化粧水のボトルの写真

肌がカサついてると化粧水をいつも以上に塗りたくなってしまいがちですが、保湿は不足したうるおいを補うのが第一の目的です。

それにうるおいを与えたら、与えた分だけドンドン浸透していくわけでもないんですよね。

スキンケアは与えることと同時に守ることや奪わないことにも着目しなければいけません。

乾燥を防ぐために知っておきたい化粧水の実力と役割についてご紹介します。

普通の化粧品が肌バリアを突破するのは困難

化粧品を肌に浸透させようと、ハンドプレスやパッティング、コットンやシートマスクを使ってスキンケアを頑張っている女性はたくさんいます。

実は化粧品は肌の奥にはなかなか浸透しません。

正確には肌の表面の角質層にまでしか行き届きません。

角質層は肌の表面にあり、皮膚のバリアを担う部分。

化粧品レベルでこのバリアを突破するのは難しいため、安易に行うと副作用などが起こりやすいため必要以上に化粧品を浸透させようとするのは得策ではありません。

ほとんどの美肌成分は肌の奥に届かなきゃ効果ゼロ

水分やセラミドは角質層にあるものなので、肌の奥に浸透させる必要はありません。

角質層に補給するだけでも十分に効果が期待できます。

ビタミンCやアスタキサンチンなどの抗酸化成分も、肌の表面で酸化を防ぐ働きをするので、表面の角質層に届けば大丈夫です。

ただし、ビタミンCには刺激があることを覚えておきましょう。

多くの美肌成分や細胞活性成分などは、角質層のさらに奥の基底層や真皮に届かないと効果を得られないのがほとんど。

浸透をアピールする化粧品の罠

化粧品のテレビCMや謳い文句でよく聞く成分がぐんぐん浸透しますといった宣伝ですが、あなたも今度マジマジとよく見てみてください。

よ~く見ると小さな文字ではしっこの方に「浸透は角質層まで」と書かれているのが多くあります。

これはホームページでも同じです。

ほとんどの人がそこまで見ていないのではないでしょうか。

だから肌の奥まで浸透すると勘違いしてしまうのも無理はありませをん。

今一度確認してみてはどうでしょう。

化粧品はどこまで浸透するのか

表皮と真皮と角質層を表す肌断面図。

肌のいちばん外側にあるのが角質層で、例えるならラップほどの薄さ

角質層のなかには、古くなった角質細胞がたくさんあって、その隙間を水分と細胞間脂質が埋めています。

これにより異物などの侵入などから肌を守っていてこれが良く聞く「肌バリア」です。

普通の化粧品が浸透できるのはここまでで、バリアを突破すればなんらかのアレルギー反応など副作用の危険が。

パッテイングは肌が黒ずむだけ

ハンドプレスやパッティングを一生懸命している女性はたくさんいると思いますが、化粧品は角質層までしか浸透しません。

それどころか逆にパッティングは肌を叩くため、皮膚には刺激になります。

刺激を受けると皮膚には自ら守ろうとメラニンを生成してしまって逆にシミや黒ずみなどといったトラブルの原因になるのでしないほうがいいですね。

優秀な化粧水でも量が増えれば刺激に

鏡の前で化粧水をパッティングして与える女性

女性の多くは化粧水をたっぷり塗りましょうと思いがちではありませんか?

それは一昔前の美容情報。

化粧品というのは、どんなに優れた化粧品であっても中身の100%全てがイイ成分ということはほとんどありません。

パラベンなどの防腐剤は少量なら問題ないですが、量が増えれば刺激になることがあります。

化粧水を必要以上に塗り重ねることは、同時に刺激のリスクも大きくなるということ。

大量につけても蒸発するか逆に肌バリアを弱める

前述しているように普通の化粧品は角質層までしか浸透しません。

角質層で残った成分は蒸発をしてしまいます。

さらにいうならば、角質細胞の主成分であるケラチンは水分を含みすぎると弱まる性質があるため湯船に長くいると皮膚がふやけてしまうのもこれにあたります。

若々しい健康な肌なら平気かもしれませんが、敏感肌や年齢肌のように肌が弱いと化粧水の塗りすぎが続けば、もともと弱いバリアがさらに弱まることになります。

油分を塗りすぎると皮脂分泌が制限モードに

化粧水後の乳液やクリームは必須ではありませんが、乾燥に応じて多少の油分を補うのは大丈夫です。

ただ、油分が過剰になれば、肌が皮脂の分泌を抑えてしまうため、肌の内部は逆に乾燥しがちになってしまいます。
肌の状態に応じて適量を塗る程度にしましょう。

また、乳液は基本的に水分に油分が混ざった構造ですが、なかには、水分がほとんどで化粧水と変わらない商品もあるためフタの目的に油分を補うとすればクリームのほうが適しています。

洗顔料が化粧水のキープ力を更に高める

化粧水を塗ったら、蒸発防止に乳液やクリームの油分でフタをする、という、常識になっているフタ。

これは実は必須ではないんです。

肌にとって一番良い油分は自ら肌が分泌する皮脂です。

健康な肌の表面には皮脂膜があって角質層の潤いを守っていますが、バリアか弱まって乾燥しやすい人は、キープ力が無くなっているので皮脂も少ない傾向にあるでしょう。

肌表面に分泌される皮脂は古くなると垢(アカ)になりますが、肌の水分を守る。外部刺激から肌を守るために必要です。
この皮脂の奪い過ぎを防ぐためには、クレンジングや洗顔料を肌に優しいマイルドなものに変えましょう。

洗うのは何もメイクや汚れを落とすだけでなく、落とし過ぎも考えなければなりません。

また、肌の内側の角質層で水分を抱え込んでくれる役割をしているのがセラミドです。
年齢を重ねてくると、このセラミドが減少してくるのでセラミド補給が欠かせなくなってきます。

うるおいを与える事だけでなく、奪い過ぎを防ぎセラミドを効果的に補給することで肌がうるおいをキープできる環境を整えましょう。

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mai(アラサー・敏感肌)

ヘアメイクコースを卒業し美容師でネイルやメイクの資格も保有しヘアメイクの仕事に従事(現在育児休業中)。敏感肌で10代から肌や髪のトラブルに悩まされてきて自ら学んだ知識を自分の素肌と髪を実験台に試してきたプロ兼美容マニア。トラブルが出てから対策するのではなく、予防のためのヘアケアとスキンケアにこだわった情報を発信しています。

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ヘアメイクコースを卒業し美容師でネイルやメイクの資格も保有しヘアメイクの仕事に従事(現在育児休業中)。敏感肌で10代から肌や髪のトラブルに悩まされてきて自ら学んだ知識を自分の素肌と髪を実験台に試してきたプロ兼美容マニア。トラブルが出てから対策するのではなく、予防のためのヘアケアとスキンケアにこだわった情報を発信しています。