スキンケアは最低限、何が必要?

ソファに横たわってスマホを操作する女性

スキンケアって考えも方法も色々なので、迷ってしまいますよね。

新しいアイテムや化粧品が出ると気になってしまいますし。

だけど、私たちの肌には自然治癒力が備わってます。
甘やかしすぎると、化粧品なしではいられない肌になってしまいます。

スキンケアを最低限にしながらコンディションを整え、元気な肌へと導くポイントをご紹介します。

今現在の肌はもちろん、5年後10年後の将来のためにも抑えておきたいポイントです。

ファーストステップはクレンジング。最も重要

タオルで顔を拭く女性

洗顔料、保湿化粧品などスキンケアにおいてまず初めにすることはクレンジングです。

ファーストステップであるクレンジングは、保湿、洗顔に比べ、最も重要な工程です。
というのも、クレンジングが良くなければそのあとの洗顔や保湿にも影響を与えかねないためです。

クレンジングが正しくできてないと洗顔料や保湿の効果も十分に発揮されないだけではなく、逆に肌のトラブルを引き起こしかねないためスキンケアのファーストステップであるクレンジングはとても大切です。

クレンジングの種類と洗浄力と肌への負担

最低限のケアで最高の肌を目指すなら、一つ一つのアイテムの品質が大事です。

あなたの素肌とメイクに合ったクレンジングを選ぶために、クレンジングの種類とそれぞれの特徴についておさらいしておきましょう。

ミルクタイプ

肌への負担は軽いですが洗浄力が低すぎるため薄いメイクでしか落としきれない

オイル系ジェル

ミネラルオイル系をジェルにしたものが多く洗浄力が高い分、乾燥しやすく肌への負担も大きい

ローションタイプ

界面活性剤のみで洗浄するため、低い洗浄力ではありながら肌への負担は大きいです

炭化水素油系オイル

ミネラルオイルなどを主に配合され、一番洗浄力が強い一般的なクレンジングで肌への負担は一番大きい

ジェルやリキッドタイプ

基本的にはローションにゲル化剤を加えたもので洗浄力はさほど強くはなく肌への負担もそこまで大きくはない

エステル系オイル

炭化水素油系よりかは肌への負担は少ないといえますが脱脂力は強く乾燥しやすい肌にはあまり向いていない。

クリームタイプ

主成分のオイルによっては優れているもののお風呂場ではあまり使えないですが、肌への負担は少ないですし洗浄力も強くはありません。

油脂系オイル

皮脂と似たようなオイルなので洗浄力に優れるけど肌への負担は少なく乾燥しにくい。

ダブル洗顔不要で洗う回数を減らす

フェイスタオルを頬にあて笑顔の女性

一般的にはクレンジング、洗顔料、保湿という流れでダブル洗顔が一昔前までは主流でした。

しかし、ダブル洗顔はしっかり汚れを落とす点ではメリットとなりますが、一方で二回顔を洗うわけですから摩擦による刺激は大きな影響を与えます。
肌への負担を考えると摩擦を減らすためにダブル洗顔不要のものを選ぶほうがよいでしょう。

また、肌がべたべたしたりするなどして洗う頻度が多く頻繁に洗っていると肌の潤いは必要以上に奪われてしまい、慢性的に皮脂の少ない状態が続くと逆に皮脂の量を増やしてしまうという悪循環になってしまいます。

皮膚は皮脂でおおわれていますが、洗顔などで皮脂をとりすぎカサカサな状態が続くとカラダが「皮脂が不足している」と判断して皮脂の分泌が増えます。
Tゾーンだけやたらベタベタする。赤みが出やすい。頭皮だけ異常にベタベタする方は特に「洗い過ぎ」要注意。

洗い過ぎとは

  • 洗う回数
  • ゴシゴシしない洗い方
  • 洗浄成分の強さ

この3つです。

クレンジングオフに時間をかけない油脂クレンジングがいい。

上記で油脂クレンジングの負担と洗浄力についてお話しましたが、
油脂系クレンジングは、オイル特有の高い洗浄力を持ちながらも、肌に必要な皮脂や保湿成分をとりすぎるのを抑え適度に残しながらクレンジングができるという点で、

  • メイク落ち
  • 乾燥対策

の2つの観点から見ても優れているクレンジングです。

肌への負担を考え低い洗浄力のクレンジングでメイクを落とすのに時間がかかっては高い洗浄力のものとの負担は大差なくなってしまいます。
油脂系クレンジングならオフに時間をかけずに落としやすいため肌への負荷がかかりにくいといえます。

洗顔石鹸の基礎知識

夜のスキンケアはクレンジングから始まりますが、
朝のスキンケアは洗顔石鹸から始まりますよね。

クレンジングの次に、洗顔石鹸についてご紹介します。

最低限抑えておきたい洗顔石鹸の手順と優しい方法

基本となる洗顔石鹸の手順と優しい方法は、まず手は綺麗にした状態にします。
メイクをしてない場合は軽く素洗いするといいですね。

洗顔料をしっかり泡立てて指が肌に触れるか触れないかくらいで指のはらを使いながら優しく円をかくようにクルクルと洗います。

泡が残らないようにしっかりとすすぎ最後にはタオルで水気を拭き取りましょう。
くれぐれも擦りすぎには注意しましょう。
(すすぎすぎということはないのでしっかり洗い流しましょう。)

洗顔は泡を肌に転がすだけ。絶対にごしごしこすらない

もちろん洗顔だけに限ったことはではありませんが、顔を洗う際には絶対にごしごしと擦らないでください。
また、あまり洗顔料を肌に長い時間おかないでください。

洗顔では、ネットで大きめの泡をつくり、その泡を滑らせるように肌にのせ優しく転がすように洗い早めに流しましょう。
目安としては20秒くらいです。

ちなみに、吸着系の洗顔料は極度の乾燥や皮脂量の増加によるニキビや脂性肌などの原因になることもあります。

泡になってる洗顔料と泡立てる洗顔料どっちがいい?という問題について

○と×を持つ女性

ドラッグストアーなどにいくと最初から泡になっている洗顔料がありますよね。

では泡になっているものと泡立てて使う洗顔料はどちらがいいのでしょうか。

防腐剤の濃度が高い傾向にある

「泡のまま」出てくるものは一見泡立てる必要がないため便利ではありますが、
防腐剤などの濃度が高いものが多いため注意しなければなりません。

泡で出てくるタイプは内容物の濃度がそのまま泡となり出てくるため肌に触れる防腐剤濃度などが高くなり、増粘成分が品質によっては肌には負担になることも。
それを考えると泡ででるタイプより面倒でも泡立てネットを使い泡立てるほうが肌への負担は少なくなります。

小鼻の角栓は掻き出さずに優しく浮かす

女性の小鼻を虫眼鏡で拡大

角栓ができると気になって仕方がないですよね。

特に小鼻にできる角栓はついつい掻き出してしまいがちです。
しかし、それは絶対にNG。

なぜかというと
角栓は洗浄力や刺激の強いスキンケアをしていることが主な原因になっているケースが多く、毛穴の角栓を一生懸命取れば取るほど増えてしまうという悪循環になってしまうためです。
もし、小鼻の角栓が気になるなら、

  1. 角栓が気になる部分に油脂系クレンジングをおき
  2. そのまま5分程度放置し
  3. 少し水分を加えて乳化させて洗い流す

という方法がおすすめです。

毛穴のなかに多少の角栓があるのは正常なので無理に取らずに乾いて毛穴が閉じれば気にならなくなるはずです。

石鹸が必ずしも安全とは限らない。低刺激の洗顔料を

注意の旗

石鹸というと肌には優しいイメージがありますよね。

しかし、スキンケアにおいて洗顔石鹸はクレンジングに並び、肌への負担が大きく左右するものなので注意して選ばなければなりません。

一般的に安全だと思われている石鹸も洗浄力が高いものがあり、乾燥肌や敏感肌など肌が弱い人には不向きなものも。

自分の肌に強すぎる洗顔料で繰り返し洗っていると、肌のバリア機能が低下してさまざまな肌のトラブルの原因になるので自分に合った洗顔料選びが大切に。

洗浄力が高く刺激が強く肌には負担になる主な成分
  • ラウリル硫酸
  • オレフィンスルホン酸
  • ラウレス硫酸
  • カリ石鹸
低刺激だけど高めの洗浄力
  • スルホコハク酸
  • ココイルメチルタウリン
  • ラウレスカルボン酸
低刺激で洗浄力が低い
  • ココイルグルタミン酸
  • ココアンホ酢酸
  • コカミドプロピルベタイン

洗浄成分は1種類とは限らず、複数配合されている場合がほとんどです。
肌の弱い方、乾燥しやすい方は、「硫酸系」「オレフィンスルホン酸」「カリ石鹸」の強い洗浄成分は避けた方が良いです。
安価なものほど入っている可能性が高いので注意です。

冷水で肌の温度を下げる

水で顔をすすぐ女性

洗顔といったら洗ってはい、終わりっていう人がほとんどだと思いますが、
ぬるま湯やお湯で洗顔した肌は普段よりも温度が上がっているため、そのままだと肌の水分が蒸発しやすい状態です。

洗顔したあとは冷水で少し肌の温度を下げてあげると水分の蒸発を抑えることができます。

高い効果を引き出す保湿化粧品のポイント

鏡を見ながら保湿した肌を確かめる女性

スキンケアは洗うことから始まるので、洗顔やクレンジングは「整える」という発想が大事とお伝えしてきましたが、もちろん保湿も欠かせません。

スキンケアをシンプルにしながら保湿ケアで、効果を高めるポイントをご紹介します。

肌の自活力を高める保湿について

森の中で両手を広げ深呼吸をする女性

肌の自活力を高める保湿ができれば、次第に保湿をしなくても、または必要最低限にあれこれとしなくてすむはず。
そんな自活力を高めるために自分に足りない成分を補うこと。

あれこれするよりシンプルに栄養を与えてあげること。
また、その肌の状態に応じて保湿をしてあげることが大切。

自活力を高めるためには角層を健やかに保つことが必須です。
理想的なのは水分量が豊かでハリがあり、肌表面の角層もふっくらとしてキメが整った肌です。

化粧水は大量に付けない

化粧水というとなかにはケチって使う人もいるようですが、
大量に使ってバシャバシャと「乾燥は肌にとっては大敵だから」とつけすぎる人もいますが、保湿のしすぎはかえって肌のバリアの低下にも繋がります。

洗顔料を優しくすれば必要な保湿化粧品をつける量も減りますので必要最低限の保湿を心がけること。

乳液、クリームの両使いはいらない

緑とピンクのボールを持ってどっちにするか悩んでいる女性

保湿化粧品で乳液とクリームのダブル使いをしている人もたくさんいます。

しかし、過剰な油分は肌荒れのもとになるのをご存知ですか?

肌にとっては、皮膚が自ら分泌する皮脂が良いんです。
だから化粧水と美容液だけで本来なら保湿は十分にされるはず。

乾燥するときにのみ少量のクリームは良いですが、乳液とクリームのダブル使いは過剰な油分になりがち。
乾燥対策に油分を補いたいならどちらか一方で十分。
ニキビなど皮脂量が多い場合はどちらもいらない場合も。

パックやマスクは必要ない

顔にパックしながらベッドで読書する女性

なにかイベントがある前日や頑張った日にはパックやマスクをする人が増えています。

しかし、化粧品は肌の表面にある角質層より奥には浸透しないので、コットンパックなどで浸透をさせようとしてもあまり意味がありません。
つまり手で塗るだけで十分。

また、パッティングは肌を叩く行為なので刺激になりメラニンの生成を促してしまい、黒ずみやシミの原因になりかねません。

安いものをたくさんつけるほうがいいか、高品質のものを少しのほうがいいか

紙袋に詰め込んだ化粧品

化粧水は毎日使うからできるだけ安いものをたくさん使いたいという人もいるかと思いますが、化粧水をたっぷり使うというのはそのぶん、肌への刺激が大きくなります。

さらに安い化粧水と高い化粧水では保湿成分や美容成分の種類や濃度が異なり、肌に余計な負担を与えず必要最低限の量で肌を潤すことができるのは高品質の化粧水です。

また、安価なものは防腐剤や酸化防止剤なども増えるため、安い化粧品を複数使うなら高品質なオールインワンゲルをおすすめします。

美肌に一番有効な成分はやはりセラミド

細胞と細胞の隙間を埋める細胞間脂質(主にセラミド)を解説する角質層のイラスト解説

化粧品を使う際においてよく耳にするのがセラミドという成分。
これは、美肌に一番有効性のある成分といえます。

というのもセラミドは、肌のバリアを維持するのに最も重要な成分で、乾燥肌や敏感肌、アトピーなど肌の弱い人はもともと皮膚のセラミドが不足している傾向にあると言われています。

セラミドのなかで、さまざまな種類がありどれも効果的ではありますが、いちばん効果のあるのがヒト型。
セラミドという言葉がしっかり表記されているものを選びましょう。

美顔器よりも睡眠のほうが大切

手を伸ばして目覚まし時計を止めている女性

最近では、美顔器もたくさん増えて使用している人がたくさんいますし、今じゃ安いものもあり購入しやすくなっていますので頼りたくなりますよね。

しかし、美顔器や家電の肌への効果は確実に良いとされる根拠があまりないものがほとんど。
過度な美顔器使用は摩擦や吸引、無理な浸透は肌には大きな負担になってしまうこともあるため、そんなリスクのあるものに頼るよりも、夜更かしせず早く寝るということがなにより肌の十分な栄養になります。美容に睡眠は欠かせません。

まとめ。何から見直すのがおすすめ?

何から見直すべきかというと、
まずはクレンジング。
メイクを落としながらも「肌を整える」という発想で選ぶのが大事。
適度な皮脂が肌を守りツヤを与えてくれます。

そして、使っている基礎化粧品の質を見直すべきです。
必要以上に使っているのなら個数を減らしながら欠かせないものの質を高めましょう。

いくら正しい洗顔やクレンジング、保湿をしても安易に考え安い質の悪い化粧品を使っていてはせっかくの正しい手順や作法も無駄になってしまいます。

ですので、どの成分が肌の負担になり刺激を与えるのかを見極めて、今使っている化粧品にそのような成分がはいってないかを確認して見直してから洗顔などの仕方が間違っていないかを見直すと、あなたの肌もこたえてくれると思いますよ。

参考書籍:素肌美人になるためのスキンケア美容医学事典-吉木式スキンケアの決定版!

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mai(アラサー・敏感肌)

ヘアメイクコースを卒業し美容師でネイルやメイクの資格も保有しヘアメイクの仕事に従事(現在育児休業中)。敏感肌で10代から肌や髪のトラブルに悩まされてきて自ら学んだ知識を自分の素肌と髪を実験台に試してきたプロ兼美容マニア。トラブルが出てから対策するのではなく、予防のためのヘアケアとスキンケアにこだわった情報を発信しています。

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ABOUTこの記事をかいた人

ヘアメイクコースを卒業し美容師でネイルやメイクの資格も保有しヘアメイクの仕事に従事(現在育児休業中)。敏感肌で10代から肌や髪のトラブルに悩まされてきて自ら学んだ知識を自分の素肌と髪を実験台に試してきたプロ兼美容マニア。トラブルが出てから対策するのではなく、予防のためのヘアケアとスキンケアにこだわった情報を発信しています。