ウォータープルーフとフィルムマスカラの違いと肌への負担とは

マスカラを塗っている女性

ウォータープルーフとフィルムマスカラそれぞれの特徴や、肌への負担についてご紹介します。

また、メイクする際のウォータープルーフとフィルムの下地とマスカラの組み合わせの相性や、おすすめの方法なども合わせてご紹介します。

肌への負担やリスクなども踏まえながらメイクを楽しむためにも、参考にして頂ければ嬉しいです。

ウォータープルーフとは

マスカラのウォタープルーフ効果を担っているのは汗や水に溶けにくい油性成分です。

「water(水)」「proof(防ぐ)」に由来していて、つまりは防水加工が施されているという意味です。
マスカラを含め、ウォータープルーフの下地やリキッドファンデーションを使うことで化粧もちがよくなります。

フィルムタイプのマスカラとウォタープルーフマスカラの違い

マスカラ

フィルムタイプとウォタープルーフのマスカラは根本的に違います。

フィルムマスカラの特徴

まずフィルムタイプですが、水や油に強く皮脂や汗で落ちにくいのでにじみづらいですが、猛暑日はにじむこともある。
クレンジングの手軽さは温度に応じて落ちるため肌への負担はかなり少ないですが、ボリュームやキープ力ではいまいちです。

ウォータープルーフマスカラの特徴

一方、ウォタープルーフは水に強く汗にもにじみにくいですが、皮脂の量が多い人はにじみやすい傾向にあります。
油性コーティングで撥水性を高めているためクレンジングでは落ちにくく、油性溶剤を配合した専用リムーバーが必要になりますが、キープ力やボリュームにおいては抜群。

ウォータープルーフマスカラとフィルムマスカラのメリット・デメリット

ウォータープルーフマスカラとフィルムマスカラのメリットとデメリットを一覧にすると下記のようになります。

  メリット デメリット
ウォータープルーフマスカラ
  • 通常のマスカラより水に強く撥水性がある
  • 夏やアウトドアスポーツに適している
  • 水分はにじみにくい
  • カールしたまつ毛のキープ力が優れている
  • もちがいい
  • 水に強い分落とすのが大変
  • 専用のクレンジングを使わなければならないため肌には負担が大きい
  • 皮脂でにじむことがある
  • メイクをきちんと落とさないと色素沈着を起こす
  • ぱさついた質感に
フィルムマスカラ
  • ウォタープルーフよりは劣るが水に強い性質がある
  • 専用リムーバーを使わなくても落とせる
  • 皮脂でにじみにくい
  • まつ毛にツヤ感がでやすい
  • まつ毛に負担をかけにくい
  • カールのもちが悪い
  • まつ毛が下がりがち
  • まつ毛が束になりやすい

目元用のリムーバーの仕組みと注意点

コットンでアイメイクを落としている女性

マスカラで目の下が黒く滲むパンダ目はマスカラの成分が皮脂や汗で溶けることが原因です。
しかし、これを防ぐためにウォタープルーフのマスカラを使うと、普通のクレンジングではなかなか落ちにくく、それゆえに目元専用のリムーバーが必要になります。

ここでリムーバーの仕組みと注意点についてご紹介します。

ウォタープルーフ、リムーバーの主な成分構成

ウォタープルーフマスカラには汗や水に溶けにくい油性のコーティング剤が使われており、リムーバーにはそれを溶かすための油性の溶剤が配合されています。

ウォタープルーフには主にシクロメチコン、トリメチルシロキケイ酸などのシリコン類、水添ポリイソブテン、マイクロクリスタリンワックスなどの炭化水素油の成分が配合され強力な溶剤が必要に。
マスカラリムーバーには主にイソドデカン、イソヘキサデカン、水添ポリイソブテンなどの炭化水素油などの成分が配合され、脱脂力が非常に強いです。

アイメイクリムーバーの油は脱脂力がとても強いのがリスク

リムーバーの多くは、油のなかでも特に脱脂力が強いイソドデカンなどの溶剤を配合しています。
目元は皮膚が薄いため、乾燥を招きシワの原因になりかねません。

フィルムマスカラの仕組みと特徴、弱点について

鏡を見ながらマスカラを塗っている女性

では、続いてフィルムマスカラについてご紹介します。

フィルムマスカラは温度で落ちる仕組みになっています。
そのため夏などの暑い日には目元が黒くなる恐れがあるのでそこがデメリット。

寝癖が水で戻るように、毛質には水分を含むともとの形に戻る性質があるのも弱点。

フィルムマスカラは水溶性なのでキープ力はいまいちですが、クレンジングを考えると肌には優しいといえます。

パンダ目にならないためにはフィルムマスカラがいい

ウォータープルーフよりキープ力が劣るとお伝えしましたが、
肌に優しくパンダ目にならないようにするにはフィルムマスカラがおすすめ。
フィルムマスカラとは、プラスチック樹脂の水溶性ポリマーでまつげにフィルム、いわゆる膜をはるマスカラです。

お伝えした通りウォータープルーフは油性ので皮脂や汗に溶けてにじむことがありますが、フィルムマスカラの水溶性ポリマーは水や油に強いので、汗や皮脂で落ちにくく目元が黒くなるのを防げます。

フィルムならお湯で落ちるから比較的優しい

目元は皮膚が薄く、クレンジングでこするという行為自体も本来ならあまり良くないです。

メラニンは肌を守るために生成される物質ですが、皮膚をこすると刺激が生じて肌の防御機能によってメラニンを多く作り出し、シミやくまができることもあります。

そこで良いとされるのがお湯で落とせるフィルムマスカラです。
これは約40度の温度で落ちる仕組みになっているので、お湯で落ちるけど汗や皮脂に強く目がパンダ目のようになりにくいです。

フィルムマスカラの注意点。油分入りの下地とは相性が悪い

フィルムマスカラはカール力が弱いから、下地を使うというのは逆効果になりかねません。
フィルムマスカラは水溶性ポリマーが主な成分で、つまり水分ベースなので油分が入った下地を併用すると水と油がはじきあってマスカラが落ちやすくなります。

ウォタープルーフの下地は油がはいっているため、フィルムタイプのマスカラは単品で使用したほうがいいです。
もし下地が必要なら下地もフィルムタイプのものを使い統一したほうがいいでしょう。

ウォータープルーフの下地の特徴

ついでに、ウォータープルーフの下地にも触れておきましょう。

ウォータープルーフの下地はウォタープルーフと同じく防水加工されているため、水に濡れても落ちにくく、メイク崩れを防ぎます。
外からの水、そして汗のように内側からの水分にも強い効果を発揮してくれます。

ウォタープルーフの下地はカール力がある

巻き髪が水で濡れるともとのストレートに戻るように、髪やまつげは水分を含むと、もとの形に戻る性質があります。
ウォタープルーフは撥水性があるため汗や水に非常に強いため、カールの持続力が高いです。

下地とマスカラを併用することで崩れにくいですが、そのぶん普通のクレンジングでは落としにくくなります。

ウォタープルーフは下地でも落ちにくい

マスカラの仕上がりやカールキープ力をアップしてくれるマスカラ下地ですが、必ずしもこれがいいとは限りません。
というのも実はマスカラ下地は、成分的にはマスカラと大差ないものが多いからです。

ウォタープルーフの下地は、ウォタープルーフマスカラと同じようにシクロメチコンやトリメチルシロキケイ酸などのシリコンを配合しています。
下地といっても目元専用のリムーバーが必要になるため、乾燥などの原因に繋がります。

ウォタープルーフとフィルムは相性が悪い

注意の旗

ウォタープルーフの下地は、ウォタープルーフマスカラと同じくシリコンなどの油性コーティングを配合しています。
対してフィルムタイプは水溶性ポリマーが主成分。

つまりウォタープルーフとフィルムタイプは水と油の関係にあるため、両者を重ねるとはじきあいマスカラがとれやすくなる可能性が高まります。
また、優しいフィルムタイプを使ってもウォータープルーフを一緒に使うことで結局はリムーバーを使わなければならないということになり、相性は悪いといえます。

マスカラと下地は相性を考えて使いましょう。

マスカラと下地は相性を考えて使うのが懸命です。

ウォタープルーフの下地とフィルムマスカラ

下地の油分と、フィルムマスカラの水分がはじきあいマスカラがとれやすくなる。
リムーバーを使わなければならない。

フィルムタイプの下地とウォタープルーフマスカラ

ウォタープルーフマスカラでもフィルム系の下地を併用すると簡単に落とせるという人もいますが、マスカラがとれやすく、ウォタープルーフマスカラ特有のカール力は弱まります。
リムーバーを使わなければならない

フィルムタイプの下地とフィルムタイプのマスカラ

おすすめは、フィルムマスカラの単品使い。 もしくはフィルム下地とフィルムマスカラの組み合わせ。 お湯で落とせるから肌には負担が極めて少ない

まとめ

どちらも一長一短で、良い点もあれば悪い点もあるものですが、肌の状態やリスクを踏まえながらメイクを楽しみたいですよね。

いつもウォータープルーフを使っている方も、休日なんかを利用してフィルムマスカラを使ってみるのも良いかもしれませんよ。

あと、落ちにくいメイクはクレンジングバームがおすすめです。

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mai(アラサー・敏感肌)

ヘアメイクコースを卒業し美容師でネイルやメイクの資格も保有しヘアメイクの仕事に従事(現在育児休業中)。敏感肌で10代から肌や髪のトラブルに悩まされてきて自ら学んだ知識を自分の素肌と髪を実験台に試してきたプロ兼美容マニア。トラブルが出てから対策するのではなく、予防のためのヘアケアとスキンケアにこだわった情報を発信しています。

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ヘアメイクコースを卒業し美容師でネイルやメイクの資格も保有しヘアメイクの仕事に従事(現在育児休業中)。敏感肌で10代から肌や髪のトラブルに悩まされてきて自ら学んだ知識を自分の素肌と髪を実験台に試してきたプロ兼美容マニア。トラブルが出てから対策するのではなく、予防のためのヘアケアとスキンケアにこだわった情報を発信しています。